予備試験及び日本語診療能力調査について

(3)予備試験等の共用試験 CBT 及び OSCE による代替について
〇 前回報告書において、外国の医学部を卒業した者が受験する日本語診療能力調査について、「申請者数が増えつつあることから評価方法を充実すべきであるとの意見があったことを踏まえ、引き続き評価方法の検討を行うとともに適宜見直しを行っていく必要がある」とされていた。
〇 我が国の大学における卒前教育において、医師国家試験前に受験する試験として、平成 17 年から CATO により実施されている、共用試験 CBT 及び Pre-CC OSCE があり、全ての医学生が臨床実習前に受験を行っている。
〇 前述のとおり、共用試験 CBT 及び Pre-CC OSCE については、その成熟に鑑み公的化すべき試験とされ、今後法改正も視野に入れて具体的な検討が行われる予定とされており、これらの関連する制度にかかる近年の動向等を踏まえ、予備試験及び日本語診療能力調査について、下記の見直しを行う。


(ⅰ)予備試験について
〇 医師国家試験予備試験は、1 年以上の実地修練を行う前段階で受験される試験であることから、その位置づけは、我が国の卒前教育においては共用試験 CBT 及び Pre-CC OSCEに相当することから、共用試験CBT及びPre-CC OSCEが公的化された場合においては、予備試験の代替として共用試験 CBT 及び Pre-CC OSCE を課すことが妥当である。


〇 適用を行う時期については、今後法改正等により共用試験 CBT 及び Pre-CC OSCE が公的化された場合においては、公的化後の試験を受験した我が国の医学生が、初めて医師国家試験を受験する際の試験から適用することが望ましい。

ⅱ)日本語診療能力調査について
〇 日本語診療能力調査は、「本試験認定見込み」と認定された者が我が国の医学生と同等以上の①聴く能力、②話す能力、③書く能力、④読み取る能力、⑤診察する能力を具有するかについて評価するための日本語による実技試験である。

〇 Pre-CC OSCE の公的化にあたり、日本語診療能力調査の代替として、技能および態度を評価する試験である Pre-CC OSCE の受験を課すとともに、筆記試験を併せて受験させることで、前述の5つの能力について、我が国の医学生と同等以上の能力を持つことを確認することが、当面の取り扱いとして妥当である。

〇 また、適用を行う時期については、予備試験と同様、今後法改正等により共用試験 CBT及び Pre-CC OSCE が公的化された場合においては、公的化後の試験を受験した我が国の医学生が、初めて医師国家試験を受験する際の試験から適用することが望ましい。

〇 今後、Post-CC OSCE の成熟度を見極めつつ、将来的には Post-CC OSCE で代替することも引き続き検討すべきである。

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フィリピンのメトロマニラでで医学生をしています。 フィリピンで経験したことや、医学、趣味、旅行、ビジネスなどについてブログに書いていきたいと思います。