医師国家試験の受験回数の制限について

5.受験回数の制限について
〇 医師国家試験における受験回数制限の導入の是非については、少なくとも昭和 60 年の医師国家試験改善検討部会より断続的に検討が行われ、直近では平成 23 年の医師国家試験改善検討部会において、多数回の不合格を経て合格した者を排除する必要性を明確に示すことができないこと等の理由から、導入を行わないとされた。
〇 昨今、医学教育における OSCE の導入など、環境が大きく変化するなか、医学部卒業から期間が空いた者に対する質の担保が課題となり得るとの意見もあったことから、本部会において改めて検討を行った。
〇 医学部卒業から期間が空いた者の卒業後の進路や医道審議会の処分歴等の客観的な情報も踏まえた検討を行ったが、明らかに他の医師と異なるといった事実は明らかとされなかったことから、受験回数の制限を現時点で導入することは妥当ではない。
〇 ただし、臨床実習から長年離れていることから技能に関する確認は行われることが望ましく、Pre-CC OSCE が公的化された際には、Pre-CC OSCE の受験がない時代に医学部を卒業した者及び Pre-CC OSCE の受験から一定程度期間が経過した者については、移行期間を設けた上で Pre-CC OSCE の受験を必須とするべきであり、将来的にはPost-CC OSCE の成熟を見きわめて、Post-CC OSCE の受験を課すことの検討を行うことが望ましい。

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フィリピンのメトロマニラでで医学生をしています。 フィリピンで経験したことや、医学、趣味、旅行、ビジネスなどについてブログに書いていきたいと思います。