利用可能性ヒューリスティック


頭に思い浮かびやすいものや目立ちやすいものを選択してしまうことを利用可能性ヒューリスティックといいます。

例題では、多くの人が(A)「 r が最初にくる単語」を選ぶことが実験で証明されています。
しかし、正解は(B)「r が3番目にくる単語」です。

利用可能性ヒューリスティックが生じる要因は、『最近起きた出来事や印象深かった出来事』など、記憶のなかでアクセスしやすい情報が存在することによります。

「利用可能性ヒューリスティック」は、自分にとってその情報の引き出しやすさであり、確率や程度を判断する思考プロセスのことです。

行動経済学における重要概念であるヒューリスティックですが、その中でも重要なのが、「利用可能性ヒューリスティック 」です。

『新規事業の成功確率は低い』ことは誰もが理解しているのに、なぜか自分だけは上手くいくと思ってしまう現象もまた、利用可能性ヒューリスティックによるものです。

ヒューリスティック(heuristic)とは簡単に解けない複雑な問題に対し、自分で解けそうなより簡単な問題に置き換えて考える思考プロセスのことです。

行動経済学では非常に重要な概念です。

脳は考える度にエネルギーを消費しますが、エネルギーは有限です。節約しないとすぐにガス欠になって、使い物にならなくなります。
そうならないために、脳は深い思考が必要じゃないシーンでは、経験則と直感を使って、なるべく深く考えないようにしています。

ヒューリスティックで出した回答は、日常生活の大抵のシーンでは問題ないのですが、しばしば間違った判断をしてしまいます。

  1. できる仕事から手をつけようとしていないか?
  2. 最初にリスクを洗い出す
  3. 上司や親が納得しないときは、現場に連れていく
  4. 単純接触効果を使う

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フィリピンのメトロマニラでで医学生をしています。 フィリピンで経験したことや、医学、趣味、旅行、ビジネスなどについてブログに書いていきたいと思います。